DDR歴10年だけどリフレクビートっていう音ゲーが良く出来てると思う理由を述べたいの

どうも、DDRを10年やってますが未だに『MAX300』のEXPERTのクリアすら安定せず『FLOWER』のEXPERTのクリア判定がDからCにさっぱり上がらないR-Grayです。 『アルストロメリア(walk with you remix)』のEXPERTのフルコンを繋いでもC判定で釈然としない日々が続いています。

で、最近リフレクビート始めました。
『回レ!雪月花』や『Sakura Reflection』、『sigsig』のHARDをようやくクリア出来るようになり、『snow prism』や『Anisakis』に殺され続ける日々を送っています。当面は難易度9フォルダの曲のクリア埋めが目標といった所でしょうか。

という訳で今回はリフレクすげーなって言う話だけしにきました。

「クリア」が優しい

音ゲーには「クリア」と「スコア詰め」という、二段階の指標があります。一定の基準を満たし、兎に角クリア判定を貰えば「クリア」となります。その先にあるのが「スコア詰め」であり、如何にミスを少なくし、プレイの正確さを高めていくかの話になります。

リフレクはその「クリア」が優しい。
まず「広い判定エリアの中で触っておけばGOOD判定」に始まり、ゲージ制でない上に「空打ちのBAD」が無いので安心して押しに行けますし、何より達成度が70%を超えていればそれだけでクリア判定。「特定の箇所で大きくミスをしたからクリアすらままならない」とはならないのです。

開始30秒で閉店を食らう世界であるDDRから来た私にはこのやさしさは衝撃的でした。何せ「クリア」の間口が異様に広いので、ゴリラ(音ゲーの為に人間であることを止めた人々)とも譜面の話が許されるのです。ここらへん、リズム天国と似通った部分があります。「平凡」でも「パーフェクト狙い」の人でも、とにかくクリアさえ出来ればゲームには褒めてもらえるしクリアした人としてその世界に居られるものです。

ゲームに「クリア」と「未クリア」というものが存在する限り、「クリア出来ない」というのはそれだけでプレイヤーの心に暗い影を落とします。リフレクの場合それが緩い事により、「クリア出来た!」というモチベーション向上の提供に成功しているわけです。

※AC版の救済措置及び70%以上でクリア扱いはjubeatとも共通していますね

常にランダム、だからこそのTOPオブジェクト

DDRではシングルプレイだとパネルが4つな事もあり、正規の譜面から90度回転させるか各矢印の割り当てを別のものに割り振ってプレイするランダム――↑↑↑↑が→→→→になるようなオプション――で遊ぶのがせいぜいでした。(なお家庭用移植のものには所謂S乱があったりします)

それが悪いという話では無く、リフレクは通常のノートがランダムに降ってくるのでもう私にとってはそれだけで新鮮なのです。毎プレイ毎プレイが新鮮。なのにそのアクセントに落ちてくるTOPオブジェクトは固定で、この対比が凄く心地よいのです。TOPオブジェクトが担当するのはピアノの音だったり、時に\にゃん にゃん/だったりして、そのTOPオブジェクトの使い方が曲ごとに違うのも面白いところですね。

他にもロングノーツを押さえながら別の指でノートを捌く事を要求されたり、TOPと通常ノートでトリルがあったりと曲ごとの特色が「押させ方」にも出ているのが実に楽しい。皆もリフレクやれ。

「押すと音楽が鳴る」ではなく「音で確認する」「音でアレンジする」へ

音ゲーと言えば「ボタンを押して音楽と一体になる」というものですが、これは「失敗すると音楽が途切れたり鳴らなかったりして残念なものになる」なんて可能性も内包しています。また全てのノートに音を割り振らねばならない為、既存の楽曲を取り込むのが難しく、カバー音源になってしまったり時には既存曲のみキー音の無いプレイになってしまう事もあります。

キー音の無い音ゲー(そう!例えばDDR!)はその点既存曲に合わせてリズムに乗り、時にメロディに合わせてボタンを押したり踏んづけたり北斗百裂拳を筐体にかましてきました。リフレクの面白いところはエフェクトだけでなく、このノートに触れた時のヒット音自体もカスタマイズ出来る所。そしてこのヒット音で上手に出来ているかを確認でき、更に楽曲のアレンジが出来るところです。

ジャストで叩ける、ジャストで叩き続けられているのがコンボ表示だけでなく音で楽しめるというのはリフレクの大きな長所ではないでしょうか。

plusは4曲500円

bemaniwiki.com

さてiOS版のリフレクですが800曲を超える楽曲が配信されており、コナミオリジナル曲も版権曲もよりどりみどりです。ゲームセンターで3回遊んで100円な事を考えれば、4曲3譜面遊び放題で500円は決して高くない部類に入ると言えます。plus限定、つまりiOS版でしか遊べないような版権曲にもきっちり難易度9~10の譜面が用意されているのも嬉しいところ。

従来ならば家庭用移植のソフト自体がリリースされるのを待たねばならなかった最新曲も、コナミの機嫌次第では割とすぐ配信されます。すっふぃーんくすーとか出来ます。また特定のアーティスト及びアニメについてのパックなども出ているので、観てみてはいかがでしょうか。

前述のとおりリフレクはキー音で音楽を完成させるタイプの音ゲーではないので、レトロゲームBGMのメドレーからアニメのエンディング…のシングルのカップリング曲まで遊べたりします。ここら辺の懐の広さが凄いと思います。リフレク。

※リフレクを持ち上げていますが配信パックはjubeatと共通の物も多いです

iPadが最新ゲーム機になる日

ことスレートデバイスのゲームは軽視される傾向が強い(もしくは始めるのは無料とは言うもののなアレソレ)ものですが、リフレクビートに限っては売り切りのパックを買ってiPadに指紋をべったべたにしまくって遊ぶに足る良いゲームだと感じています。

iPad2でも快適に動作しているので、お手元にiPad2移行のiPadがある人は遊んでみては如何でしょうか。もしくは100円握りしめてゲーセンで初めてみましょうコメントで「あのあのあのあのあの」って連打する事から始まるリフレクもあると思うんです。

REFLEC BEAT plus

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