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Steins;Gateとオタクの「教養」

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シュタインズゲートを面白くしているのは、「何故この世界線がこんなことになっているのか」という謎がずっと転がっているからだ。それこそがミステリーな訳だが、ミステリーというものを楽しんだことがないと「○○ってなんなの?」「○○が何なのか分からなくて面白くない」というのが延々と付きまとう。そういうのもきっと「コンテンツのおかゆ化」の一つなんだろう。早く分からなきゃいけない。分からないからオタクが逃げてしまう。すると、物が売れない。

結局それを楽しむためには、「進行によって明らかになるどころか、結局明らかになることすらなかった」という作品を楽しんでおく必要がある。「そういうものもあるのだ」と知っておく必要がある。僕はそれを、オタクにおける「教養」と呼びたい。

教養があればあるほど、作品を深く楽しむことが出来る。出来るようにはなるが、どんどんと物事から新鮮さが無くなっていく。まどかマギカだって見る人が見てしまえば「デモンベインの旧神エンドかよ」となってしまうし、「一人の女の子の犠牲で何もかもが救われるとかトップ2乙」となってしまう。そういう知識や考察を教養のある人と突き合わせるのがオタクの楽しみ方の一つだ。だが、その誰かとの語りもまとめサイトで「読む」ことで仮想体験して済ませてしまうとしたら。

オタクってなんだ?