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Xperiaが手元に届いて、ベッドに投げられるまで。 [iPhone3GS使いがXperia X10を使ってみた その1]

iOS iPhone Smartphone

5月半ば、私の元に関東からレターパックが届いた。開けると縦長で真っ黒な機械がこんにちは。Sony EricssonandroidスマートフォンXperia X10その人であった。

軽くおさらいしておくと、Xperia X10は2011年現在Xperia arcXperia acroと着実にファミリーを広げているXperiaファミリーの先鋒として2010年春に日本市場に投入されたスマートフォンである。まあ本体性能の詳細はこれでも読むといい。

ソニー・エリクソン、Android搭載スマートフォン「XPERIA X10」 - ケータイ Watch

ASCII.jp:「Xperia」のハードウェアと機能を徹底的にチェック!

で、そのXperia X10が知人から送られてきた。「arcに機種変更したし、タンスの肥やしにするのも勿体無いし」との事である。丁寧にOSのバージョンを2.1にアップグレードしてくれていた。

Xperia X10 の Android 2.1アップデートがまもなく配信

iPhone使いやiOS使いには不思議なことに思えるかも知れないが、android携帯というものは「最新版が出た」からと言って皆が一斉にアップグレード出来るわけではない。ゲーム機やiOSデバイスがガシガシ更新しているのを見ていると、android携帯持ちはかつてのWM携帯のようにヤキモキする日々を過ごすことになる。らしい。

とまあ説明はこれぐらいでいいだろう。早速、触ってみた感想を時系列を追って説明しよう。

箱から取りだし電源をオン。数分の後、操作可能になった。スリープの解除は左の「メニュー」、真ん中の「ホーム」、右の「戻る」のうち、「ホーム」ボタンで行える。スリープ解除すると、iPhoneのようにスライド式ロックが現れた。左に鍵、右にはメガホンのアイコンが描かれている。……なんだ、メガホンって。試しに右から左へスライドさせてみると、「サウンドOFF」「サウンドON」と切り替わるようだ。どうやらこれはiPhoneでいう左上のサウンドボタンと同等の機能を提供しているらしい。サウンドOFFになったなら振動ぐらいして欲しいものだ。今時フツーの携帯電話だってポケットに手を突っ込んでマナーボタンを長押ししたらモード切り替えを振動で知らせてくれるし、iPhoneだってサウンドボタンをミュート側に切り替えたら振動してくれる。次は左から右、これでロック解除。いよいよホーム画面とご対面だ。

出迎えてくれたのは、酷く小ざっぱりした光景だった。でかでかと一番上に陣取る検索バー、ド真ん中にはSony Ericsson印の何に使うんだかさっぱり分からないガジェットが鎮座している。一番下の行には「電話帳」「Mediascap」「ブラウザ」「電話」とアプリが並んでいた。とりあえずはホーム画面を観察するために、左右のフリックで移動して見る。と、ここで引っかかった。iPhoneでは1アイコン分ぐらいのフリック入力をすればいいのだが、Xperiaではフリックの距離が足りなかったらしい。元の画面に戻されてしまった。どうやら、気持ち長めに指を画面につけ、長めに移動させなければならないらしい。そして気付いたことが二つ。「フリック入力されたのでスライドさせますよ」という感じの一瞬の遅れを感じるし、何よりスライドさせた時にやたらガクガクしているiPhone3GSでアプリを複数個起動したってこうはならない。

さて、このXperiaWifiのみの運用をするので、設定をしなければならない。見回ったところホームに設定アプリは無いようだったので、大人しく「メニュー」を押した。下部に「検索」やら「壁紙」やらと出てきた中から設定を選ぶ。「無線とネットワーク」をタップし、Wi-Fi設定を実行。LANに繋がったので、試しにyoutubeを見てみることにする。

ホーム画面に戻り、youtubeウィジェットの検索ボタンをタップ。検索モードになったらしく、下からキーボードがせり上がってきた。ここらへんはiPhoneと変わらない。iPhoneフリック入力に慣れているので日本語はフリック入力で、英字はqwertyフルキーボードで入力したいのだが、左下の「文字」と書いてあるボタンをタップせどタップせど「英語入力用フルキーボード」「0-9までの数字と一部の記号」「日本語入力用変形qwerty」に切り替わるだけ。iPhoneのように「キーボード切り替え」でフリック?フルキーボードと切り替わればいいのに、その切替ボタンがない。で、その解決策はよりによって「文字」の長押しでポップアップメニューを呼び出し、携帯電話アイコン(隣に全とか半とか妙なボタンが見える)を押すことであった。ほう、いちいち俺に長押ししてメニュー呼び出してまた押して切り替えてってのをやれと言うのか。このXperiaという携帯電話は。

ちょっとイラっと来たのでPCからこれの解決策を調べた。どうやら『Simeji』日本語IME~フリック入力にも対応。日本人必須アプリ~ という物を入れれば良いらしい。この間15分くらいだろうか。再挑戦するためにXperiaを起こすも、なかなか自動でWifiに繋がらない。iPhoneなら登録しておいたアクセスポイントに自動で接続してくれるというのに。30秒待てども繋がる予兆なし。またも「設定」からWifiの項目に飛ぶと「圏外」の文字。お前それそもそも電波掴みにいく気とか無くて今しがた私に見られたから あっサーチしてまーす みたいなポーズをとっただけじゃないのか。おい。ということは、ちょっと時間を置いてスリープを解除するたびに設定開いてWifiの設定開いてアクセスポイントを選ばなければならないということではないのか?

斯くしてXperia X10は宙を舞い、私のベッドにブン投げられたのである。
(まだまだ続きます)