Rustサバイバルガイド。スカベンジャーとなるための攻略情報その3。
前回までで初期状態で可能な事はほぼ説明した。今回はRustがRustたる所以であるトレジャーハントや、それによって出来るようになること。上手くサーバで成り上がるためにはどうしたら良いかをお送りする。
M4カービンを持ち全身ケプラー装備で固めるまでの道は、決して平坦ではない。それ故にRustはおもしろい。
やれる事を増やすには?
「自分で作成可能なアイテムを増やす」というのが、Rustを遊ぶ上での当面の目標だ。作成可能アイテムを増やすには2通りある。設計図〈Blueprint〉を入手し、それを読む。
もしくはリサーチキット〈Research kit〉を利用する。この二つだ。
設計図は消費アイテムで、一度使用すると消滅してしまう。その代わり作成画面にアイテムが追加されるので、そこからアイテムを作ればよい。すぐにそのアイテムは使えないものの、死んでも覚えたレシピは忘れないので安心してよい…サーバのデータが全消去されない限り。
リサーチキットは「拾ったレアアイテム」を作業台の近くで「分析」することによりアイテムの作成を可能とする。設計図が決まったものしか作れないのに対し、リサーチキットは手持ちのどんなアイテムでも作れるようにするので希少価値が高い。
もちろんリサーチ対象が手元になければならないので、レアアイテムを拾う必要がある。レアアイテムを拾って、レアアイテムであるリサーチキットを消費する。という手順を踏むので難度が高い。リサーチキットを手に入れるまで、レアアイテムは大切に保管しておきたい。
設計図やアイテムを手に入れるには?
設計図及びレアアイテムその物を手に入れる一番身近な方法。それはゾンビを殺すことである。ゾンビを殺すとバッグがドロップする。このバッグの中からは設計図からリサーチキット、更にはM4カービンまで何でも入っている。運がよければだが。
廃墟もいいのだが、まずはゾンビ殺しから始めよう。というのも廃墟の放射能汚染に対抗するためには、RADスーツが不可欠なのだ。
RADスーツは攻撃に弱いが、爆破や放射能汚染に対する防御力を飛躍的に向上させる。廃墟への滞在可能時間が倍になるので、廃墟に飛び込む前にまずはRADスーツだ。レザー装備も手に入るので、レザー装備一式のリサーチも行いたい。ケプラー装備までの道は遠いぞ。
RADスーツ集めをしていると、あっという間にショットガン(Shotgun〉や9mmピストル(9mm Pistol)の設計図や実銃が手に入る。M4カービン〈M4〉やサブマシンガン〈MP5A4〉はケプラー同様に激レアなアイテムである。もし手に入れた場合はすぐにリサーチする事。家に戻るのを待たず、その場で作業台を作るぐらいの意気込みで行こう。
忘れちゃならないのが弾薬をリサーチする事。幾ら手元に銃があっても、弾が無くては無用の長物だ。銃と弾薬、どちらもリサーチして初めて運用が可能となる。
ゾンビからは様々な食べ物が手に入る。これらの食べ物にはRAD値を減らす効果を持つものがあるので、廃墟探索の為に取っておきたい。
食べ物の中でも重要なのがこの対放射能剤〈Anti-Radiation Pills〉である。対放射能財はリサーチが出来ず、ゾンビからのドロップもしくは廃墟探索でしか入手する事が出来ない。
対放射能財は1回の服用でRAD値を-200する事が出来る。500を超えるとじわじわとダメージを受けて死んでしまうので、廃墟探索の際はこれをショートカットに登録し、飲みながらアイテム探しを行うことになるという必携品だ。例え廃墟でレアアイテムを手に入れても、被曝で死んでしまっては元も子もない。ゾンビ狩りの最中にアイテムが溢れ捨てる事になったとしても、対放射能剤だけは持ち帰りたい。
廃墟探索
装備が整ったら、いよいよ廃墟探索である。
廃墟には木のパレットの上に様々なコンテナが置かれている。中身は箱が復活するたびに変わるので、何度も何度も廃墟へ通うことになるだろう。
建物の中には2個とか4個とかまとめてコンテナが置かれていることがあるので、取り逃すことなく拾っていきたい。
注意すべきは放射能汚染度を示すRADSの値である。これが500を超えると出血状態のようにじわじわとダメージを負い、最後には死んでしまう。アイテム探しに夢中になったり、ゾンビと戦っているとあっという間にこの数値が500を超えるので細心の注意を払ってほしい。
もしRADSが500を超えても対放射能剤を飲めば直ちに影響はない。が、離れるに越したことはないので探索は手短に終える事。滞在が長くなればほかのプレイヤーと鉢合わせる可能性も上がる。というかこの記事を書くために探索してたら殺された。
対人を考えても、対ゾンビを考えても、ハンティングボウなどと悠長なことは言っていられない。ショットガンを持っていくべきだ。弾も20発は欲しい。汚染地域を離れたらすぐにレザーかケプラー装備に着替え、PvPを意識しよう。
街の周りは往々にして開けており、遠くからも見えやすい。誰かに後ろを付けられていないか気にしよう。家まで最短ルートで帰って安心してログアウトしたら、次のログインを一文無しで太陽の下迎えることになっても文句は言えない。
銃のカスタマイズ
現代的な銃にはオプションパーツを付ける事が出来る。
- 狙っている場所が赤く光るレーザーサイト
- 狙いがつけやすくなるホロサイト
- 銃を向けた場所を照らせるフラッシュライト
- 発砲音を静かにできるサプレッサー
この4種類だ。一度付けたオプションは外す事が出来ない。また、銃にはスロット〈アイコンの下にある四角〉が設けられており、スロットを使い切るとそれ以上オプションを付けることはできなくなる。
オプションの中でもサプレッサーは激レアな部類で、装備すると抜群の効果を発揮する。銃声で位置を察知されたくない人にはもってこいのオプションだ。頑張って手に入れよう。
なお銃のスロットは完全にランダムだ。4つスロットのある武器が最もレアである。
次なる目標:鉄の家
トレジャーハントをしていると、鉄製の住居の部品がモリモリ溜まる。これらは木製のモノに比べ、格段に耐久度が高く、本気の家を作るのに非常に適している。
ケプラー装備を整え、M4やショットガンをフルカスタマイズし、いよいよやることがなくなったら大きな大きな家を作るといい。家を大きく高くすればするほどそれは周りの目につくことになり、泥棒たちを呼び寄せることになるだろう。
α版のRustはとりあえずここでおしまい。爆弾の素材である爆薬はAirdropでしか手に入れる事が出来ないので、手に入れて是非リサーチしてみて欲しい。
爆薬を手に入れたあなたは最早泥棒におびえる側ではない。
今度はこちらが攻める番だ!
というわけで、今回のRust攻略記事は終了。