Lego MARVEL Super Heroesが遊べる子供は幸せだ。

知人から「遊べ！」といただいたのでゴリゴリ遊んでます。

あんまり日本ではなじみのないレゴゲーですが、海外ではDCコミックス（バットマンとスーパーマンの方）とMARVEL（Xメン、スパイダーマン、ファンタスティック4、アイアンマンの方）どちらもこの系統でゲーム化されてしかも大人気というシリーズです。レゴザ・ムービーも実は「レゴ世界がモチーフ」「その場でパパパっと物を組み立てる」「ミニフィグが超かっこよくアクションする」など、レゴゲームシリーズの影響を色濃く受けていたりします。

【先出し週刊ファミ通】『レゴシティアンダーカバー』の流れを汲んだ『レゴ』シリーズ最新作が4つのハードで発売決定！（2014年6月26日発売号） - ファミ通.com
http://www.famitsu.com/news/201406/24055778.html

実はどちらもSteamで既にゲロ安になってるタイトルですが、相変わらず周回遅れの国の周回遅れのメディアは変な風に書くのがお好きですね。

というわけで中身の話に入りましょう。

古き良き2人Coop3Dアクションゲーム

がんばれゴヱモンとか星のカービィスーパーデラックスを思い浮かべて欲しい。基本はアレだ。2～3人のキャラがマップをのしのし進んで、破壊可能なオブジェクトや敵を蹴散らしていく。アイアンマンは手からビームを発したり空を飛んだりするし、ハルクはその巨体を生かして大暴れする。ロキを掴んでびったんびったんしたのも完全再現だ。キャプテン・アメリカは格闘攻撃ともちろんシールド投げも完備。アクションは全くシビアで無く、子供でもボタンを連打して遊べるようになっている。

一人で遊んでも良いのだが「基本が2人ゲーム」なので、一人で淡々と進んでキャラ交代していくのは、なんというか「バトル要素のあるilomilo」を遊んでいる感覚になるのでオススメできない。

このゲームは「引っ張りスキル持ちのキャラ」や「爆発属性持ちのキャラ」そして「力持ちキャラ」などキャラクターにある程度共通のスキルがあり、「特殊な色のブロックの破壊には爆発キャラが必要」「引っ張って破壊しなきゃ進めないギミックはスパイダーマンやホークアイを連れてこい」などなど、殴って進める以外の要素もある。

このギミックを起動するためのスイッチ（例えばハルクが持つ用の取っ手）をカチョカチョと組み立てるのもレゴの面白さの一つであり、もし行き詰まっても必ずマップのどこかにそうなるものがあるので「ウォーリーをさがせ」ほどではないものの、マップ探検の要素もある。

（ここが一人でやると寂しいところで、3人のキャラをボタンで切り替えながら操作して、これが壊せるんじゃ無いかここがパーツなんじゃないかと探索していると寂しくなる。曲も映画顔負けのカッチョいいサウンドトラックなのでさっさと進みたくなるのだ。）

そしてアクションゲームと言えばボス戦。雑魚を蹴散らしながらボスが犯すミスを見計らって物をぶつけたり燃やしたりと大騒ぎだ。自分が操作している以外のキャラもカッチョいいモーションで戦ってくれるのでお祭り感抜群。

なお、ステージの合間合間にはちょっとニヤっとするイベントが挿入される。特にお気に入りなのが映画「アベンジャーズ」そのままのノリのハルクとアイアンマンで。ハルクが「ハルク雨嫌だ！」とか暴れるのを押さえるトニー・スタークがめっちゃ面白い。あとソーみたく他の人間殴られたりするしウルヴァリンもハルクには敵わない。

極めつけがレゴで出来たニューヨークを飛び回ったり車に乗ったりするフリーランモード。アイアンマンで飛べるんだぜ！？こんなにわくわくする事は無いだろ！街中にはレア社のゲームよろしく、ちょっとしたパズルを解いて「黄金のレゴブロック」を集めるって要素もあったりする。うーん。遊びごたえ抜群。ちなみに収集要素はばっちりマップに書いてあるので大丈夫。