育成画面から見るブルーアーカイブの遊びはじめ方(アニメで気になってはじめてしまった人向け)

画像は横乳

 貴方はブルーアーカイブというゲームを知っているだろうか。

青く透き通るような世界観で送る学園RPGと銘打たれたソーシャルゲームである。

bluearchive.jp

 

www.youtube.com

 まあ知らなくても「なにかトンデモナイ事をしようとしてるゲームなんだな」と理解できるPVが出てるので見ると良い。ここでは一度話を完全に無視した上で実際に日々の遊びの話をしようと思う。…いや、何でって言われてもこのゲーム「キャラを好きになるためのコンテンツ、即ち物語やフレーバーそのものを楽しむ部分」部分に育成も知識もほぼ必要ないからである。

 正確には、ストーリーのクライマックスで「自分の手持ちの生徒を呼び出す」という演出でボス戦があることにはある。あるが、持ち物検査*1めいた難度ではない。各種イベントストーリーもスタミナを消費すれば読むことが出来るし、育成をやらないと読めないというものはない。

 それでもこのゲームのリアルタイムストラテジー部分が面白い、と思った人はまあ毎日遊んでしまうわけだ。今回はバトルがどうという話でなく、キャラクターの育成と育成したいからこのコンテンツをやっているというデイリーの話をしにきた。各コンテンツはこういう払い出し、という話は良くあるが「これをやるとキャラがこうなる」でなく「キャラをこうしたいからこれをやる」の話がないと、やるけど何?となってしまいがちだ。さて話が長くなった。ブルアカの話をしよう。

まずは生徒を眺めてみよう

とりあえずアル社長を貼る。絶対に許さないぞ。

 ブルーアーカイブの育成はまあ複雑だ。1キャラに要素が死ぬほどある。
 そしてそれに使うアイテムも死ぬほどある。だからまずは育成要素について箇条書きで纏めていこう。

  • 生徒レベル
  • スキルレベル
    EX、ノーマル、パッシブ、サブの4種
  • 装備レベル
    攻撃、体力とか、回復・クリティカルとかの3種
  • 絆レベル

~ここからガチャ等、ちょっとした排出アイテムを使う限界突破要素~

  • 神秘開放(星◯)
  • 固有武器(固有◯)
  • 能力開放(生徒レベル90かつ星5にした人用)

多い…!

多いので、順に話をしていこう。
尚、以下の説明で「必要なのは◯◯だ」とコンテンツを断言的に書くが、育成システムとコンテンツの対応として書くものなので個々のアイテムが足りないなと理解するに至ったら何より下記のwikiを参照いただきたい。

bluearchive.wikiru.jp

 

それではやっていこう。

レベルアップ画面

・生徒レベル。
消費するのはレポートだ。
レポートは全生徒共通。基礎ステータスそのものに直結している。
レポートを手に入れるために必要なのは拠点防衛だ。特別依頼に格納されている。

なんか小さいロボ倒すやつを遊ぶと貰える。AP必要。

 

 

 

 

 

 

スキルレベルアップ画面。

・スキルレベル。
個々の必殺技と言って良いが常時攻撃力アップ等ありここもステータスと言って良い。
消費するのはEXスキルアップの時にBD。その他スキルの時に技術ノート
 このBDと技術ノートは所属学園別に分かれている。アビドスBDはミレニアム所属のユウカのスキルレベルアップに使えないし、ミレニアム技術ノートはアビドス所属のノノミのスキルアップに使えない。ゲヘナ生徒はゲヘナのBDとノートしか使えない。
 これに加えてオーパーツが消費される。画像の例であれば「ニムルドレンズ」と「アンティキラ装置」の2種類が要求されている。何かコチャコチャと書いてあるがやることは単純だ。指名手配をクリアするだけ。

3種あるが、必要な学園BD・ノートとオーパーツは必ずしも
1コンテンツ内で手に入るとは限らない。APでなくチケット制。

 ・装備レベル。
 各ステータス値が固定値または倍率で上昇する。上がり幅は結構がっつり。
 消費されるのは強化珠と設計図。
 強化珠はショップで毎日買う物。設計図は任務で手に入る。

 

 

 

画像は謝りながら爆弾投げる女。

・絆レベル。
これもまた各種能力が上がる。
主にスケジュールで会ったり、カフェでタッチして伸ばすもの。
一気に上げたい時は贈り物を消費する。特定の生徒はいわゆる上方修正の為「愛用品」という特殊装備枠が設けられており、それの装備条件として絆15が要求される。絆20で愛用品Lv2にアップ可能。

 

 ガチャや過酷な継続プレイを行わないと関係しない他要素は一旦置いといて、基礎的なことはここまで。次は先生方が何考えて毎日ちょっと触ってるかの話に移ろう。

 

毎日のお仕事(回数制限編)

  • カフェ
    とにかく手持ち生徒がいると氵みたいなマークが出るのでタップ。招待チケットで絆を上げたい生徒を呼び出してタップして終わる。3時間に1回またタップ出来るので、やりたければやると良い。
  • スケジュール
    施設レベルをまんべんなく上げる。そして絆ポイントを貯める。限界突破素材の石、施設に応じたBDやノートが手に入る事もある。稀に。施設のレベル上げをしたいだけの人は所持生徒の居ない所にわざわざ行く人も。

レポートとオーパーツは買う派と買わない派がいる模様
  • ショップ
    通常アイテムの「強化珠」は必ず買い占めておく。

 また、PvPコンテンツである戦術対抗戦のメニュー内に報酬受け取りボタンがあるので報酬コインを受け取っておく。戦術対抗戦のコインはAP回復ドリンクと引き換え出来るので買っておく。

  • 指名手配
    ドロップするオーパーツかBD・技術ノートに狙いを定めて掃討。
    例えば「エーテル」はハイウェイで入手だが「トリニティBD・ノート」は砂漠入手だ。今の手持ちのリソースでどちらが足りないのか相談しながら回る。なお、難易度で下位のアイテムが出なくなる訳ではなく、常に遊べる最高難易度を遊べば良いモンスターハンター方式のドロップなので安心して最高難易度だけやればよい。マンスリーパッケージでチケットが増えるので購入を検討してみよう。

  • 学園交流会(未説明)
    固有武器育てたいキャラ武器に育成ボーナスが付くアイテムを集める。が、そんなに要求数も多いわけではないのでそんなに考えるところではない。雑に掃討する。マンスリーパッケージを購入しておくと消費APが無料になるので、限界突破をしまくるほど遊びこむ頃には月額支払ってるのでは無かろうか。

 

毎日のお仕事(AP消費編)

ここから使い方は複数に分かれる。

  • レポートが枯渇した!
    となったら拠点防衛にAPを使う。
  • クレジットが無くなった!
    となったらクレジット回収に使う。

が、効率がそんなに良くないのでこれにAPを割くのは月1度ある2倍キャンペーン期間外ではおすすめしない。ただ稼げるという事だけ頭の隅においておく。

 

  • ガチャで引かなくてもキャラ解放出来るって聞いた!解放石欲しい!
    この場合Hardの特定ステージにAPを使う。ついでに「レア」と書いてあるこのBDやオーパーツ本当に全然落ちないのでこれ目的ではAP消費はHardだろうがノーマルだろうが全くオススメ出来ない。画像のステージを頑張るとアルちゃんが手に入る。なお頑張る期間は数ヶ月単位だ。

  • 装備レベルを上げたい!
    となっている場合はハードで希望品がドロップするのを一日の回数分やった後ノーマルの該当品ドロップステージを掃討する。基本的にはこちらにAPを使うことになるだろうか。ノーマルドロップ2倍時期は本当に良いものです。

 

 

育成自体の話は以上です。ここからゲーム内のブレーキの話をします。

 

話が落ち着いたので膝でモニュる乳

成長システムに潜むブレーキと、ブルアカの成長速度について

 さて、ここまで「分かったうえで遊んでみよう」の話をしてきたが、個人的に一番書きたかったのはこのゲームの「ブレーキ」の存在である。実はこのゲーム、絶対に一気には強くならないようにシステムが組まれている。例え金を積もうが、だ。各育成要素事に見てみよう。

  • 生徒レベル
    上限が消費したAP総量そのものである「先生レベル」と同値となっている。一日に例え5000円相当の石を砕いたとしてもAPは自然入手量の2倍程度しか入手できず、大した加速にならない。
  • スキルレベル
    BD、オーパーツ共にリアルマネーでの踏み倒し不可。間接的に石を砕いてチケットを入手し抽選回数を増やしてもその増加数はたかが知れている。
  • 装備レベル
    強化珠の入手がショップでの購入が主となっており、設計図+強化珠のリアルマネー入手もやはりたかが知れている。設計図が入手出来たとて経験値側が足りない。
  • 絆レベル
    カフェでのタップと贈り物、スケジュールでの増加が主。という事は一日にアップできる量が割と制限されている。贈り物セットも買えると言えば買えるが…という状態。

 このうち、特にスキルレベル部分のあらゆる状態での踏み倒し防止っぷりが顕著で、要するに「はいこのキャラスキルマ!はい次!」と遊ぶ設計のゲームで無いという話である。故に必死にやるゲームでも無いし、戦闘要素は周回だのなんだの3分もあれば1日分の操作が終わる。なんならスケジュールでどこに行くかのほうが時間を要するぐらいだ。だから、このゲームは一気に遊べない。遊べないからサクっと触ってXなりPixivなりでエッチなファンアートを探して良い。好きなものを好きなままで遊んでいて良い。それぐらい強烈なブレーキと謎に快適なプレイ設計がされている。

 だので、まずは「ノーマル任務をどんどん進めてカフェを強化しよう!」「ガイドミッションでヒナを手に入れてみよう!」という小さな目標から始めて、ブルアカをゆるゆる遊んで欲しい。そしてエッチなファンアートがあったら私のタイムラインにリポストで運んで欲しい。それが私の願いです。

*1:特定属性の装備の所有やユニットを育成していないと攻略が難しいコンテンツを指すスラング。学校や交通機関での持ち物検査は「持っていると通れない」が、こちらの場合は「持っていないと通れない」という意味だ。”課金”同様オタクの適当な言葉遣いがこんな所にも出ている。