モンスターハンターハチミツくださいオンライン4

 

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モンスターハンター4が発売されて二週間が経ちました。


モンスターハンター4には利用無料のオンライン協力システムが実装されており、モンスターハンターフロンティア顔負けの快適な通信プレイが可能となっています。
それはいいのですが、いかんせん200万本売れて老若男女問わず楽しまれているソフトの割に内容はばっちり「カプコンのアクションゲーム」であるからして、とにかく「4人で頑張ってあいつを倒そう!」なゲーム性と、オンライン故の一期一会なマッチングが致命的に噛み合いません。

そもそもHR(ゲームの進捗状況を示す数字)によるフィルタリングでクイックマッチさえ出来れば良かったのですが、なんとこのご時世に「部屋が立ってるので乱入する」という仕様であり、しかもHRを指定してそれ以上・以下の人間が来ないようにすることも出来ません。狩りに行くモンスターを看板に表示は出来ますが、それの限定も出来ません。というか部屋主以外もクエストを貼ることが出来てしまいます。

これのせいで「あ、○○を狩りに行きたい。○○部屋に行こう!」と思ってもまず狩りは始まりません。部屋主が仕切りまくりで、それについていける訓練された野良だらけならまだしも、そんな好条件なんてあるわけがないのです。

まずロビーに付くと人を待ちすぎて放置している人間がいるか、クエストを貼っても気に召さないのか受注しない人間がいます。いいから出て行けお前。その次に「一期一会」であることを良いことにアイテムを乞食してくる人間がいます。大量に居ます。特に回復薬を回復薬Gに調合することに出来る「はちみつ」は乞食たちがまず要求してくるアイテムであり、「ハチミツくださいオンライン」という俗称まで生まれました。女神転生と違いアイテムを与えても仲魔の合体素材になるわけでもないので無視していいと思います。

さて紆余曲折を経てクエストが開始されたとしましょう。キャンプ地点から動かないプレイヤーがいますね。彼らは戦うことをセずに他人に倒させて報酬だけを目的にする「パラサイト」と呼ばれるタイプの人間です。このパラサイト、自分を悪者にはしたくないのかワザと一度死んで「私は弱すぎるのでベースキャンプで待ってますね」などとチャットで発言する演技派が最も厄介。何よりこのゲームのチャットはクエスト中に自由に発言できるわけではなく、事前に編集しておいた定型文のボタンを押すことでしか発言出来ないのです。つまりこの演技派パラサイトは「自分が死んで寄生すること前提に定型文編集を行い、登録している」という事になります。

「進化したのはハンターか!それともモンスターか!」というのがMH4のキャッチコピーのようですが、これ以上パラサイト達には進化してほしくありません。切実に。

やっと戦闘が始まったとしましょう。あ、野良がモンスターに轢かれた。あ、モンスターが叫んだ。あ、モンスターの火球食らって野良が死んだ。エリアにいる人の数が減って一人あたりの狙われる機会が増えた。あっガード無し武器使いが死んだ。あっ、あーーーー……

モンスターペアレンツモンスターハンターって並べるとまるでハンターが化物みたいですね。このブログでは化物よりも恐ろしい人間と戦うハンター達を応援しています。