アサシンクリードシャドウズの琵琶湖がマジでデカすぎて琵琶湖がマジでデカい

琵琶湖デカ過ぎんだろ…

 やあ。何故かUBISOFT+で遊ぼうとしたのに手持ちのクレカ何枚も試して結局通らず、1800円のサブスクで遊ぼうと試みたものも入会できなかったので定価支払ってアサシンクリードシャドウズを買ったのが俺なんだよね。それでAmazonアフィリエイトリンク貼ろうとしたらAmazonで売り切れてて、まあ貼っても意味が無いからこの週末まで年パス1万円で遊べるリンク貼ろうと思うんだ。ここの読者は入れると良いね。

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 というわけでこのブログにしては珍しい、ゲームのファーストインプレッションの記事です。ファーストインプレッションと言っても6時間遊んで琵琶湖までたどり着くのに死ぬほど遊んだって話です。騒ぐ前に琵琶湖行ったほうが良いと思うんだよね俺。

 

 で、結局YASUKEってなんなの

まあディオゴさんなんだけどね

 YASUKEはゲームのイントロにちょろっと出てきて、「イエズス会の奴隷で日本語わかんねえから無駄っすよヘラヘラとか扱われた俺、信長の前で日本語喋ったらガチで気に入られた件~大戦で人が死にまくるの受け入れろとかマジで嫌なんですけど~」編の主人公として出てきただけ。6時間遊んでまだ操作パートどころか登場パートがそれだけになってる。つまりそれぐらい遊んでないレビューで弥助言及してるのはまあフカシだと思うので聞かないほうが良いと思うよ。

 今作、是非やっていただきたいのが「没入モード」をオンにする事。幸運なことにアサシンクリードシャドウズは日本が舞台であり、イエズス会の人々が日本人に聞かれたくない会話をわざわざポルトガル語で行い、日本人と話す時だけ日本語を使う様を更にそれっぽく味わうことが出来る。

 また、前のセンテンスで書いた通り本当に弥助くんは日本語をペラッペラ喋りだすので「あ、今回そういうノリなんすね」を受け入れやすいのもある。なにもないなんてこと無い俺を見出した信長…一体…みたいな感じ。マジで弥助出てこないんだけど。

 

 テンショウ・イガ・ウォー・セカンドの話のほうがよっぽど重い。

敵のゲキヤバNINJAに藤林長門守が突っ込んでいって親指を立てて沈んでいく様

 その弥助の話は実はただのフックでしか無く、その弥助初陣も「伊賀攻め」でありこの伊賀攻めで里も親も失うのが今回の女性主人公にしてまあメインと言って過言でない奈緒江だ。「伊賀の里が燃える!守ってきたASSASSINのARTIFACTが古墳にあるからパパのアサシンブレードで開けてきなさい!中の箱は…グワーッ!」みたいな話で、箱は奪われパパは殺されなんだけどこのパパが死ぬシーンでめちゃくちゃ昭和ロックが流れて横にズラーっと並んだ刺客の図がもうバジリスクとかなんだよね。

 この昭和ロックみたいな曲は過去編で何度も出てくるしIGA…NINJA…NOBUNAGA…みたいなのをずっとやる。過去編は臨・兵・闘・者・皆・陳・列・在・前の音ゲーをやると遊べる。要するにこのゲーム、クソ大真面目に第二次天正伊賀の乱で里を奪われたくノ一の復讐譚をやってる。

 

 歴史が、どうとかじゃなくて、くノ一のはなしを、やってる。OK?OK。
 つまる所今作の歴史部分の重みは、今のところ「シンジケート」ぐらいだ。「ユニティ」ほどもやらない。少なくとも6時間のうちでは、そう。

長岡城。

 今作はオデッセイの「砦」やシンジケートのエリア内アクティビティを、「城」が担当する。ここの侍大将を倒して箱を開けるとレア装備ゲットという仕組み。更に天守閣に登るとシンクロになるので、超かっこいい城を登ったり戦ったりしてシャチホコに登ればエリア制圧!という仕組み。ヴァルハラのクッソ眠い略奪をしなくてよくなった。とはいえ隠れ家要素がちゃんと見えていないので、資材周りがどうなるかはメインストーリーをもう少し進める必要がある。

 パルクールする所ないじゃん、などと言うのはこの「城攻め」要素を完全に無視したものなので、やはりそんな事レビューを書く人間の言には耳を傾ける必要が全く無い。3のニューヨークじゃないんだから。それはそうとシンジケート以来の縦方向移動として鈎縄が登場した。

 なので城の堀を進み…橋の欄干に手をかけ…さっと上に鈎縄を投げて登る!なんてNINJAアクションがスマートに決まるようになった。残念ながら伊賀忍者は葦名出身ではないので、縄をかけただけで瞬間移動はしてくれない。 

あー一面のクソミドリ

 野山を駆け巡る、と聞くとまず妄想してしまうのが木から木へ飛び移るNINJAだが、そもそもアサシンクリードは3で「いや木の上のパルクールとか無理っすw」を思いっきり見せてくれているので、今回そんなゲームではない。というか意図的に山を登ろうとするとあまりに険しすぎて馬でもなかなか突っ切れなくなっている。ここらへんはヴァルハラの比でない山っぷりなので、山は単に「エリアの仕切り」である事を理解しておきたい。一部の施設の周りは都合のいいフックショットが使える木があるので、ステルスメインのときには世話になるだろう。

修学旅行以来ですね。

 観光ゲームとしてだが、そもそもオリジンあたりから「ロケー…ション?ん?」みたいな作りになっているのでヴェネツィアやローマの事は忘れた方が良い。しかし南大門は非常に良くできているので見に行って欲しい。残念ながら奈良の大仏松永久秀軍が燃やした後なので出てこない事は覚えておこう。城は本丸もそうなら城下町から結構頑張って作ってあり、城内に侵入してこそこそするのは非常に楽しい。

 

バトルのスクショがないのでこそこそのスクショ

 さて今作のバトルだが、ハッキリ言ってめちゃくちゃ良く出来ている。敵の通常攻撃をジャストガードしまくって隙を見せたら滅多切り。というか基本滅多切りにして防御を崩して更に滅多切りする。このジャストガード要求と回避要求は非常に良くできており、正直驚いた。ここらへんは無双オリジンに勝るとも劣らない出来になっており、コーエーテクモもUBIも反省ちゃんと出来るんだ…すご…と感動した次第だ。ただし暗殺周りはやっぱりまだ厳しいままなので、成長してスキルを伸ばしたい所。

 

琵琶湖マジでデカい。

 しかし琵琶湖だ。琵琶湖がデカい。琵琶湖がデカすぎます。現在で言う枚方市から長浜市まで馬で走って寄り道しまくって6時間かかった。途中には人工衛星から見えそうな超巨大安土城があるが、安土城の比じゃないぐらい琵琶湖がでかい。

 まだ四季おりおりの情景は見れていないが、気持ちの良い春風の吹く中馬で湖畔を駆け抜けるのがまあ素晴らしい。何せ周りはめちゃくちゃ日本っぽい馴染みのある青々とした山で、見渡せばクソデカ琵琶湖がある。対岸が霞んで見えない。対岸が霞んで見えないぐらい琵琶湖がデカい。まさか人生経験で琵琶湖がデカいだけでこんなにテンションが上がるとは思わなかった。つまり前述のロケーション問題は既に解決している。何せ、琵琶湖がデカいのだから。

 

 発売初日バージョンではあるが、なんとバグなく快適にクラッシュも無く遊べている。UBIにしては快挙と言えるのではなかろうか。バトルもパルクールも令和7年バージョンとして洗練されているし、何より琵琶湖がデカい。事前プロモーションがどうであろうが、ゲーマーならさっさと遊んで遊んだ内容の話をすべきだろう。

 

 まだ琵琶湖一周してないので、琵琶湖一周してから寝ます。面白いのでアサシンクリードシャドウズやってください。

 

あ、レビュー本編書きました。

 

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