LV20に到達したのでPS4版ボーダーブレイクの記事書きます。神ゲーですがガチャはやめろ。
8月2日午前0時より、プレイステーション4版ボーダーブレイクがサービス開始されました。セガの誇るハイスピードロボットチームバトルが満を持して家庭用ゲーム機に登場です。基本無料なのでまずは遊んでみてください。CoDやBFしかやらないお前もナワバリバトルしかしないイカもやるんだよ。早くしろ。
さて、今回はそのPS4版ボーダーブレイクについての所感を書いていきます。
結論から言えば神ゲーですが、ガチャはやめて欲しいです。
カスタマイズの面白さ、健在。
ボーターブレイクをそもそも知らない皆さんの為に基礎の基礎から説明しましょう。
- 頭、胴体、腕、脚の4つのパーツを組み合わせてロボットを組み
- メイン装備、サブ装備、補助装備、特別装備の4つの装備を持たせ
- 強襲、重火力、遊撃、支援の4つの兵装を選んで
戦うロボットアクションゲームです。ちょっとワァっと書いたので順に説明していきましょう。大丈夫です。アーマードコアよりは分かりやすいですので。
まずパーツです。パーツには「重量」があり、脚部の積載量をなるべくオーバーしないように組む必要があります。積載量を無視しても出撃は可能ですが、その代償に速度が低下します。概ね威力の高い武器や使い勝手の良い武器、装甲の厚いパーツは重く設定されているので、その代りにスピードが落ちるトレードオフの関係にあります。
積載量とにらめっこしながら、上に乗せるパーツを決めていきます。リロードが速くて継戦能力が高い代わりに武器のとっさの変更が遅い腕にするのか。それともリロードが速い代わりに武器の反動が抑えられる短期決戦の腕にするのか。長時間ブースト出来て高速戦闘が出来る代わりに重い胴体を使うため、腕も頭も貧弱にして仕上げるのか。無数にあるパーツの中から自分だけのロボットを組み上げる楽しさはPS4版でも健在です。
また、PS4版ではそういうのが苦手な人の為に自動で組んでくれる「おすすめ装備」というシステムが追加されています。最初はシステムに自動で組んで貰ってから「同じような重さならちょっとバリア回復の速いこちらの胴体にしようかな?」なんて弄ってみるのもいいと思います。初心者に向けた良いシステムですね、
装備についても重さがあるため、「この武器を持ちたいから装甲を削ろう」「この武器で戦うから脚はごっついのにしよう」という調整が発生します。また、兵装はバトル中に復活の度に変更が可能です。戦況に応じて高速移動が可能な強襲から回復や索敵の可能な支援に変更する事を前提に組むのか、それとも強襲に特化し他の兵装の事を考えない組み方にするのか…カスタマイズの悩みは尽きません。
一度出撃したらバトル中は変えられないパーツ、バトル中に変更可能な兵装。この2つにより、バトルの前から戦いは始まっていると言って過言ではないでしょう。
Battlefieldに勝るとも劣らない拠点制圧戦を戦い抜け
ゲームの基本ルールは以下のとおりです
- 2つの陣営に分かれて戦う
- マップの両端にはベース(基地)が設置されている。
- ベースのコアという建築物が耐久力が0になったら試合終了
- コアの耐久力は直接攻撃するか、プレイヤーの撃破毎に減少
- マップにはプラント(拠点)が設けられており、そのプラントのエリア内に滞在することで制圧。復活ポイントとして利用可能。
プラントを制圧し前線を押し進め、敵のベースに到着したらコアを攻撃。耐久力を削り切れば勝利。それであっさり済めば良いのですがそうは行きません。支援兵装の補助装備であるセンサーが張り巡らされ、敵ベースに近づけば特殊装備のアサルトチャージャー(高速移動が可能な追加ブースター)で強襲兵装が追いかけて来ます。しかし言い換えてみれば敵ベースへ侵攻すればするほど前線から敵を引きはがせると言うこと。敵ベースへの突撃による陽動、前線を突破し敵ベース近くのプラントを占拠する電撃戦、敵の戦力が分断された隙を見逃さずにプラントを占拠し前線の押し上げ…と多種多様な戦術が求められます。
そしてこのゲームはロボットアクションですので、ヒットポイントはかなり高めに設定されております。なので敵を倒すのも一筋縄では行きません。なるべく一対多の状況を作り、各個撃破を狙っていくのがセオリーでしょう。
ここで前述した各兵装が重要になってきます。
※PS4版を前提とした記事の為、アーケード版で実装されている要素を省略します
- 強襲兵装
マシンガン、手榴弾、格闘武器、アサルトチャージャーの4種類。敵ベースへの侵攻や奇襲役を担う兵装。装備が一番軽いので最も高機動な組み方が可能。またアサルトチャージャーを用いた高速移動には同じアサルトチャージャーでないと追いつけないため、敵の強襲を撃破するのも強襲の役目である。 - 重火力兵装
ヘビーマシンガンやガトリング、バズーカ、防御ダウンの特殊グレネード、強力な大砲の4種類。装備が一番重いので重装甲になりがち。もしくは装甲を非常に薄くして運用するかのどちらか。その装甲や制圧力を生かしてプラント争奪戦の鍵になるのが役目。 - 支援兵装
ショットガンとネイルガン、マイン(地雷)、センサー、回復の4種類。範囲に入った敵をミニマップに映し出すセンサーや撃破された味方を再起させる攻撃にも防御にも大変重要な兵装。支援の少ないほうが負けると言っても過言ではない極めて重要な役割を沢山背負わされている。とてもつらい。重装甲にして長生きするのか、強襲に随伴して奇襲の成功率をアップさせるべく軽装甲にするのかでスタイルが分かれる所です。 - 遊撃兵装
2丁拳銃とサブマシンガン、狙撃銃と地雷、偵察機、シールドと迷彩の4種類。端的に言えば何でも出来る万能兵装。偵察機による敵陣の索敵は唯一無二の能力であり、また強襲が侵攻して来た場合の索敵にも利用可能。前線で敵がいつ、どこから仕掛けてくるかの把握は非常に重要です。狙撃銃は強力ですが当てるのが難しく、また自分が建造物の上でスコープを覗いているということは前線の人数が一人減る事になります。そのマイナスを上回る活躍が求められます。上級者向けの兵装ですが、使いこなすと大変な事になるのもこの兵装。ほら、あなたの後ろにも…
これらの兵装を戦況に応じて切り替えて戦うのがボーダーブレイクのバトルとなっています。カスタマイズ×兵装×10vs10×拠点制圧戦=めっちゃ面白い。私もアーケード版を200時間あまり、階級をEX5まで遊んでいますが、その面白さはPS4版でもそのままになっています。
また、攻撃や防衛の指示、簡単な意思表示はボタンとスティックの組み合わせのラジオチャットで一瞬で発信できるため、味方との連携も出来ないわけではありません。しかしその呼びかけに応じるのか、それとも別行動をするかは各プレイヤー次第。
我々の間にはチームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。
荒巻大輔-『攻殻機動隊S.A.C』より
傭兵となり世界を二分する勢力のどちらかに属し、泥沼化した戦争に身を投じる。昨日の味方は今日の敵、今日のライバルは明日の戦友。そんなバトルが今まさに繰り広げられています。
そしていつもの:ガ チ ャ は や め ろ 。
さてこのブログ的には本題。ボーダーブレイクは基本無料だからガチャがある。
ガチャはやめろ。
だけでは話が進まないので仕様の話をします。
PS4版は武器やパーツをガチャって入手していきます。もちろんレア度の概念もあり、レア3のパーツはだいたい尖った性能をしている。アーケード版で後に追加された物が多くなっています。
が、レア1のパーツだけでも結構というか相当戦える上、ストーリーモードを進めたりや各ボーダー(パイロットの事)のレベルを上げることでゲーム内通貨や所謂無償石がザクザク手に入りますし、武器・パーツの配布もあり。勲章(実績、アチーブメント、トロフィー的なやつ)を獲得すればガチャチケットもバカスカ手に入ります。
更には毎月10回分ガチャチケットがゲーム内通貨で入手可能な他、プレミアムサービス(月1500円)に加入していれば毎週月曜日にガチャ5回(1000円相当)が回せるといった感じ。PS+に加入してると更に1回ガチャが回せます。
では何が問題かと言うと、このゲーム、今の所ピックアップガチャが無いのと、一部パーツがバリエーションでなく完全上位互換になってしまっているのです。また今時ログインボーナスも無ければ無償石の配布も無い。そして何より上記にもあるガチャチケットをゲーム内通貨で購入後、他に使い道が無いといった所が挙げられます。
ピックアップガチャについてはパーツだと「軽量・中量・重量」の3種類のピックアップがあって欲しいところです。というのもこのゲーム、慣れてくると自分のスタイルが少しずつ確立されてきて使わないパーツ類・欲しいパーツ類が出てきますし、何より初期のヘビーガード1シリーズが余りにも酷い。あんまりだ。特に脚。何ですかあのケーファー野郎は。欲しい。でも来ない。武器についても各兵装ピックアップなんかあっても良いんじゃないですか?もう嫌ですよシールドが出るのは!!!
またゲーム内通貨の使い道の無さも問題です。プレミアムサービスにゲーム内通過入手2倍があるのですが、ボーダー12人揃えてしまうともう買うものがない。一刻も早く貯まりゆくゲーム内通貨でパーツを購入させて欲しいです。それならガチャはやらなくてもプレミアムサービスで継続プレイすることで少しずつバリエーションが増えていく、という形になるでしょうから。
ガンダムバトルオペレーション2よろしく、DPでパーツや武器を買える…が、それは無償落ちを待たねばならない。ぐらいが今の所理想かなと思います。や、あっちもあっちで大問題起きてますけど。私のゲルググ代返して。
なおアーケード版はバトル毎に手に入るボックスを開けて素材を集め、更にリアルマネーを要求してくるド鬼畜仕様であったという事は書いておこうと思います。FGOACがあんな仕様なのもきっとボーダーブレイクが悪い…俺達が悪い…リッジレーサー6とアイマスのDLCがその後のナムコをああさせたように…
俺達を隔離してくれ!という切実な願い。
サービス開始から5日。という間もない期間ではありますが、現状のボーダーブレイクはこんな感じになっています。
- 本当に無課金で操作もおぼつかない新兵
- 2万円のアーケードコントローラ買って乗り込んできた老兵
- 本気で勝ちに来てるゴリラ
- やることがないので勲章獲得(実績解除)に勤しむ勝敗あんま関係ない民
上記の人たちが全く同じ戦場に押し込められています。これはまずい。動きのわかっていない人々にセンサー置け回復しろプラントを踏め前に出ろお前のせいだ戦犯だ!等と口汚く罵る輩も出る始末です。
ランクマッチがあれば腕前でざっくり分けられますし、何より低ランクの人々は牧歌的な戦いを楽しめるはずです。ゲームは競っているときが面白いのであって、手も足も出ずに蹂躙されるのは何も面白くありません。そんな状態が長く続けばあっという間に廃れてしまうことでしょう。必要なのは同じ腕前の人たちを集めて、それぞれ競わせる事です。
隔離してほしいのです。我々アーケード勢や課金勢を。あっという間に無課金勢やカジュアル勢を追い抜いて、変態は変態だらけの世界で変態的なバトルをしていれば良いのです。9年続いてやっと訪れた家庭用版なのに、なんともったいない素材の使い方なのでしょうか。
それはさておきスターターパック買いましょうって話
ボーダーブレイクを面白いと感じてくれているあなた。本当にありがとうございます。私達と遊んでくれて本当にありがとう。
そろそろパーツの入手頻度にうずうずして来た頃だと思います。そこでオススメのお金の使い方の紹介です。

BORDER BREAK スターターパック 【Amazon.co.jp限定】オリジナルPC壁紙 配信 - PS4
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ボーダーブレイク スタートガイドブック (Gzブレインムック)
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スターターパックを買いましょう。うずうずしてきたって事はもうハマってしまっているということです。認めなさい。楽しみましょう。ニュードは健康です。全くの無害です。
スターターパックには
- アミリア
佐倉綾音ボイスの金髪ボインボーダー。なんか艦これの島風みたいな事言う。 - クーガーS型パーツ一式
めっちゃくちゃ強い。もうとりあえずこれ一式で良いんじゃないのってレベル。 - ペイント「G.B.W.ストライプ」
白と緑のカラーのやつ。課金クソ野郎の証。 - コアシード1000個
そのまんま1000円分のチケット - 武器・機体ロット各5枚
つまり2000円分のガチャチケット
以上が入っており、3000円分のチケットと限定カラーとドチャクソ強いパーツ一式とあやねるが手に入る。特にあやねるは重要だと思う。チップも手に入るし。耳に優しいし。何でアマゾンで安いんだろう…何故…こんなん複数買いしてクーガーS限界突破させるべきでは…?するのか…?
スペシャルパックは上記に加えて
- 追加でコアシード1000個で合計2000個
増えるのは1000円分です。 - 星2確定武器・機体ロットチケット各3枚
10連のラストにしか出ない…かもしれない奴が3回ずつ引ける。
値段相応か…?本当に…? - プレミアムサービス一か月分
まんま1500円分
という感じで、アマゾンの値下がりを見た後だと微妙な割高感が…ない?そんな感じ。
私は買いましたけどねスペシャルパック!!!!!!
さあボーダーブレイクをやるのだ。
PS4版ボーダーブレイクはマッチングにアレゲな問題と、カスタマイズ周りにがっくり来る欠陥を抱えてはいるが、それを補って余りある「動かしていて楽しい」「遊んでいて楽しい」という本質的な面白さがそのまま基本無料で味わえるゲームに仕上がっている。
いずれランクマッチが開放され、有り余るボーダーズチェックの使いみちが現れ、だらだら楽しめるようになっていくだろう。遊ばれなければすぐ撤去されるゲームセンターで、今年の9月には9周年を迎えるボーダーブレイクが面白くないわけがないのだ。
さあ、ボーダーブレイクをやろう。突撃したり地雷を踏んだりビーム砲で溶かされたり、ガチムチ装甲の兄貴を回復して起こしてあげたり、空から降ってきた榴弾砲で皆バラバラになろう。ずっと待っていたロボットアクションゲームが、基本無料なんですって。100円入れるよりは気軽に遊べるんじゃないかな。

PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2200AB01)
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- 発売日: 2018/07/01
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PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7100BB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2017/09/11
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今日も私は、戦場でお待ちしています。